Honey Hills スタッフBlog

いつもながらに感心させられるのが日本経年変化協会様のアイデアです。

写真を見て驚かれたでしょうか？

正面から見ると縫製のステッチが見えないように設計されています。
1つ1つのパーツ面積も大きく革本来の表情を楽しむことができます。
皮革素材の良さ、フォルムの美しさを極限まで際立たせた逸品です。

次にカバー（被せ部）を開けると最初に目に飛び込んで来るのが2本の金属棒ですね。

カバー（被せ部）にハンドルがあるタイプのビジネスバッグは、長い間の使用によりハンドルがグラついて来たり皮革素材が伸びたりして来ます。これだと経年劣化になってしまいますね。

それを防ぐためにハンドル部分にハトメを付けて、そこへ金属の棒を通し固定されているのです。

これは長年の使用に耐えるよう設計された日本経年変化協会様の優しさが見えるところですね。

またこの金属棒ですが、このビジネスバッグBespoke Briefcaseに合った既成サイズが無いため、手で1本1本削り出された、まさに部品までハンドメイドなのです。

皮革素材もパーツ（副資材）も一緒に経年変化をする。

中は2つの収納エリアがあり非常に出し入れしやすくなっています。

インナーポケットは前後に1つずつありオーソドックスにご利用いただけます。

制作は日本を代表する鞄職人の椎名賢氏です。

椎名賢氏は、2013年3月イタリア・ミラノで開催された世界最大規模のかばん見本市「ミペル・ザ・バッグショー」で入賞された正に日本を代表する鞄職人です。

この椎名賢氏制作のビジネスバッグBespoke Briefcaseは、非常に完成度が高く尚且つ随所に職人技がキラリと光ります。

ジャパンクォリティをふんだんに感じさせてくれるハンドメイドの逸品なのです。